先日YouTubeを見ていた際に面白いものをみつけました。
インドネシアのトラジャ族という民族の「マネネ」といわれる独特な文化です。
土葬が主流のインドネシアで、年に一度故人様をお墓から取り出し、丁寧にお体を清めて新しい服を着させ、その後家族や村人とひと時を過ごした後にお墓へ戻す、というものでした。
故人様が生前好きだったことを儀式のなかで再現するそうで、動画内では生前煙草が好きであった故人様に煙草を咥えさせる場面もありました。
最初に見かけた時には掘り起こされたご遺体の姿に少し驚きましたが、実際に儀式をおこなっている方の表情を見ていると、大切な方にまた会えた喜びで笑顔で迎え入れている人々の表情になんだか心が温かくなりました。
日本でもお盆の時期には故人様が帰ってきて家族が迎え入れるという風習がありますよね。
お盆でなくても、姿かたちが亡くなっても大切な方を心の中で思い続けることも素敵だなと思います。
ただどうしても、火葬場でお骨になった姿を見ると何とも言えない虚しさが残ってしまいます。
日本では絶対にできないことではありますが、形は違えど故人様を想い続ける気持ちは世界中どこも変わらないのだなと優しさ、温かさを感じました。
興味のある方は一度調べてみてください。
平安会館・文十鳳凰殿
前田 みちる
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