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年壱。

愛知県西尾市に御座います文十鳳凰殿 西尾中央斎場にてお見送りのお手伝いをさせていただきました。

 

その時わたくしは、岡崎市にて ご葬儀の事前相談をさせて頂いていた真っ最中でした。

「ご無沙汰しています。」と、電話口 懐かしい声の向こうに悲しいお知らせが…。

お会いして「内野さんは老けたなぁ~。」「やだ、よっちゃんは変わらないねぇ~。」の会話から始まるご葬儀依頼、よっちゃんのご意向は『楽しく明るく見送りたい。』でした。・・・内野は、それ得意です。

弟が先に……。長兄がおられても次兄のよっちゃんが喪主を務めるのは、双子として一緒に生まれた兄だから「弟の最後は自分が送ってやりたい。」の言葉だけで、私の胸が苦しく涙が自然に溢れ出てしまうほど想いが伝わってきました。

銀ちゃんがよちよち歩きの頃からのお付き合いです。

楽しく遊んだ幼い頃の懐かしい日々。双子だからこそ話題に事欠くことなく、沢山の時間を共に過ごしてこられました。

保育園の頃から小学校4年生までは同じクラス。

おそろいの洋服を着て登校していらしたそうで、きっとお母様も双子ならではのオシャレを楽しんでいたのでしょう。

3人兄弟の中でも一番物静かだった故人様は7年前にお母様を見送ったあと、一人で暮らす お父様の事を気にかけて よく実家を訪れていらっしゃいました。

一人寂しくないようにと話し相手になったり、介助が必要な お父様と一緒に出掛けたり根気よく面倒を見ていらっしゃったそうです。

あまり口数は多い方ではありませんでしたが真面目で、とても優しい人。そんな故人様を食事や旅行に誘えば2つ返事で「行こう、行こう」と返ってきたものです。

ブロンコビリーのハンバーグ、ととまるのおすし…何でも美味しそうに食べる故人様でしたので、「俺より2倍は食べていた。」と よっちゃんがお話してくださいました。

生まれたのは数時間しか変わらないのに何かと甘える姿はやっぱり可愛い弟。

旅先での出来事も沢山あり…、最後に行った横浜への二人旅は忘れられない想い出となってしまわれた…と。

突然の別れは家族の誰もが予想もつかず、ご家族様は心の整理がつかないことを考慮し遅めのブログとさせていただきました。

お通夜日の朝、大きな手作りボードと桜型のメッセージカードを持参され「ここにメッセージをみんなに書いてもらうから、うっちー何処に置けばいい?」と。

「花見に行こう」と誘う矢先だっただけに一層この別れが残念だけど 季節が廻り また 桜が満開になる頃、動物が大好きで いつも 穏やかな笑みを浮かべていた貴方のことを想い出すからね。とご家族様。今頃“くーちゃん”(ワンちゃん)と一緒かな。

この数日、大変お世話になりまして本当に有り難う御座いました。ご参列されました皆様のたくさんの笑い声と お顔には たくさんの笑顔と沢山の涙でのお別れが出来ましたことに感謝致します.

 

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当 内野 久美子

 

 

 

 

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