平安会館 文十鳳凰殿のブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
本日は、送り畳についてお話しいたします。
ご納棺の時にお棺の下に敷く「送り畳」というお品があります。
この送り畳には、故人様へ安らかに眠ってほしいという思いを託すことができます。
私は入社して研修を受けていた時、お棺の中に入る体験をしたことがあります。
実際に入った感想は、お棺の中はとても暗くて怖いなぁと思いました。
それと床が固いと感じました。
ある時、お手伝いさせていただいたご家族より、畳を頼まなくてもよかったかな…というお声を伺いました。
そこで、私が実際に体験したこと、送り畳があるだけで、和室で寝転んでいるような感覚になることをお伝えしました。
すると、ご家族の顔色が明るくなり、「家になかなか帰れなかったから、おばあちゃんのために送り畳を注文してよかったね」と言っていただきました。
最期の時間、故人様が眠るお棺の中に一枚畳があれば、きっと故人様にも喜んでいただけるのではないでしょうか。
平安会館 文十鳳凰殿
担当 坪井 寧音
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