穏やかな夫と手を携え、歩んでまいりました。
人を悪く言うことなど一切ない、非常に穏やかな夫でした。
我が子にも優しく接し、夫として父親として、いつも一生懸命。日だまりのような笑顔を思い出すと、今でも胸が温かくなります。
家族にとって大きな存在だったことはいうまでもなく、暮らしの中に夫がいた日々の尊さを実感するばかりです。
どんなときも手を携え、歩幅と力を合わせて歩んできた私たち。
紡いだ思い出はかけがえのないものとなり 心の中に刻まれています。
どんなときも親切・丁寧な対応でした
我が家では、葬儀はいつも文十鳳凰殿 平安会館さんにお世話になっておりました。
今までに7人を見送りましたが、どんなときも真摯に対応してくださいました。
分からないことがあれば丁寧に相談に乗ってくださったので、安心してお任せすることができました。
コロナ禍ということもあり、初めての経験も多かったのですが、いつもよくしていただく葬儀社の皆様が傍にいらっしゃったので、特に大きな不安はありませんでした。
また、大勢で故人を見送る昔ながらの葬儀もいいですが、今回 家族だけで執り行う形もいいなと感じました。
夫との最後の時間をゆっくり過ごすことができましたし、家族で思い出にひたることもできました。
暖かな春風を感じながら最後のお花見をしました
お通夜前、斎場に向かう際に担当者の鳥山さんが、とある公園に寄ってくださいました。
そこで車をとめて棺をあけ、夫に満開の美しい桜を見せてくださったのです。
春風にそよぐ薄紅色の花々は本当に綺麗で、私も思わず見とれました。
「桜満開だよ」
そう夫に声をかけ、最後のお花見を楽しんだ私たち。夫の生前は、よく2人で桜を眺めつつ散歩をしたものです。
まさかそんな機会をいただけるとは思ってもおらず、嬉しくてたまらなかったことを覚えております。
夫も、きっと美しい光景を目にして喜んでいたことでしょう。
祭壇にも桜の花を飾っていただきました。
お忙しい中、お時間をとってくださった鳥山さんには心から感謝しております。
夫もきっと満足していると思います
遺影写真の夫は、とてもいい顔をしています。周りの方からもよくそう言っていただきました。
私たちはもちろん、夫もきっと悔いはないでしょう。
「私のときもぜひお願いします」と、「担当は鳥山さんに」と頼んでしまうほど、満足のいく葬儀を執り行うことができました。
担当の鳥山さんをはじめ、文十鳳凰殿 平安会館の方々が精いっぱい心を尽くし、親身になって寄り添ってくださったおかげだと改めて実感しております。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
初めてのことばかりでいつも以上に頼ることが多かったと思いますが、安心してお任せすることができました。
このたびは本当にありがとうございました。