こんにちは。
随分温かくなりつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな仕事をしていると、ときどき、自分の家族の死期について考えることがあります。
今はそんなそぶりは全くなく、元気そのものですが、いつまでも続くものではないしなあ…と。
お式を担当していて、故人様の死因がぽっくり...突然...なんて話を聞くと特に。
ご家族にお渡ししている「人生の足跡」
司会者の付くようなお葬儀では特に使われているかと思います。
故人様の人となりを少しでも知るための質問用紙なのですが、書いてくださる分量はおうちによって大きな差があります。
白紙だからいけないとか、そんな話ではないのですが。
ふと、自分を振り返り見て、あれをどれくらい埋めることができるだろうかと思うと、自信はありません。
家族とはいえ、知らないことって結構多いんだよなあ…なんて思ってしまいます。
今、まだ元気なうちにできることって何だろうと考えてみると、いろいろなところに一緒にお出かけしたり、コミュニケーションをたくさんとったりすることかなと、思っています。
そして、ここ数年、ちょくちょく一緒にお出かけをしています。
若い頃はそんなことほとんどしなかったのに。
自分が送る側になる、あんまり考えたくないことですが、いずれは来ます。
のんびりしていたら、どんどん時間が無くなっちゃいますよ。
好きなもので送りたいとか、思い出の何かを送りたいとか、大切な人に向けてやれる最後のことができなくなる前に、たくさんコミュニケーションをとりませんか。
そこまでに、まだ時間があると思われる今のうちに、思い出やら写真やら、集めてみませんか。
その時が来たら、どうやったって後悔はするんでしょうけど、その後悔、少しでも減らしたいものです。
文十鳳凰殿・平安会館
山内 徳子
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