皆様、こんにちは。
まだまだ厳しい寒さがなかなか落ち着きませんが、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、「ろうそく」について少しお話していこうと思います。
我々、葬儀社は通夜・葬儀などの中でろうそくを用いるため、日常的に目にしています。
皆様も、ご自宅にご仏壇がある方は、いつも見ているかもしれませんね。
他にも誕生日ケーキの上に乗せるカラフルなろうそくや、アロマの香りがあるキャンドルなんかも立派な蝋燭です。
人類で最も古い蝋燭は、古代エジプトで使われていたと考えられており、日本でろうそくが最初に登場したのは奈良時代で、中国の仏教の伝来ともに蜜蝋燭が伝わりました。
昔の人はろうそくをどのように蝋燭を使っていたのでしょうか。
もちろん、主な使い方は明かりを灯すためのもの。
しかし、調べてみると面白い使い方をしていることがわかりました。
それは、ろうそくを使った目覚まし時計です!
時計が発明された初期のころから、ろうそくを用いて朝の起床時刻を教える装置が考案されたようです。
古代中国で使用されたろうそくを用いた目覚まし時計は、就寝前に中へクギを埋め込んだ蝋燭に火をともし、時間が経過するに従ってろうが溶けて中のクギが落下するというものでした。
そして、そのクギが落下する場所に金属製のトレイを設置しておくことで、落下したクギが大きな音を立てて寝ている人物を起こすという仕組みみたいです。
しかし、この目覚まし時計は精度が低く、正確な時間に音を鳴らすことはできなかったみたいです。。。
そう思うと、自分が起きたい正確に時間に起こしてくれる、目覚まし時計がある現代はとても便利な世の中だと痛感します。
他にも、我々の知らないろうそくの使い方があるかもしれないので、一度調べてみてはいかがでしょうか!
文十鳳凰殿・平安会館
夏目 涼佑
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