愛知県のお通夜の流れやマナーについて
こんな人に読んでもらいたい
- 愛知県のお通夜に初めて参列する方
- 愛知県内で急にお通夜に参列することになった方
■急なお通夜への参列することになった時の注意点
・服装は落ち着いた服にしましょう。
仕事場から直接駆けつける場面もよくあります。
訃報を聞いて駆けつけてきた場合は、服装は完璧な喪服でなくても問題ありませんが、男性は黒や紺、グレーの落ち着いたスーツに白のYシャツ、ネクタイは黒に変えたいところです。
女性は色とりどりの服装で職場に行くことも多いので、やはり喪服に着替えてから出向くのが安心です。
・少々遅れても失礼にはあたりません
通夜は夜6時頃から始まるケースが多いですが、その時間に間に合わなくても失礼にはあたりません。
とにかく駆けつけてきたということが大切なので、やや遅れても参列するようにしましょう。
特に翌日の告別式には出られないという事情のある方は、遅くなっても参列されるのがおすすめです。
・早めに到着したときは?
なお、早めに到着した方は、ご遺族にお断りしたうえで、棺に納められた故人様のお顔を拝見し、手を合わせることができます。
もっとも、愛知県の一部の地域では通夜の前に火葬が行われる場合もあるので、すでにご遺骨になっているケースもあるので注意が必要です。
■香典の渡し方は?
・ふくさを持っていない場合は、ハンカチで代用OK
香典はふくさに包んでいくのがマナーです。
しかし、ふくさをお持ちでない場合や職場で訃報を聞いて急いで駆けつけたような場合で手持ちがない場合には、地味な色のハンカチや白いハンカチで包んで持っていくといいでしょう。
・ピン札でなくてもOK
通夜会場に到着したら、まずは受付で「心からお悔やみ申し上げます」とお悔やみの言葉を述べてから会葬者名簿に記帳を行い、用意してきたお香典を手渡します。香典に入れるお札はピン札でなくてもかまいません。
■知っておきたい!愛知県の独自の文化”お淋し見舞い”とは?
・お淋し見舞いは、ご故人様への供物ではなく「ご遺族に向けたもの」です。
お淋し見舞い(おさみしみまい)とは、お通夜の際にお香典とは別にお菓子や果物、お酒などをご遺族に渡すことです。
これは、ご遺族様が通夜の夜に少しでも淋しい想いをしないようにとの想いを込め、「皆様で召し上がってください」という目的でお渡しするものです。
・お淋し見舞いを渡すときのマナー
お淋し見舞いの品物には白の双銀5本結びきりの一般的な弔事用ののしを用い、「御淋見舞」や「御淋見舞い」、「御淋し見舞」、「淋し見舞い」などと記入しておきます。
・お淋し見舞いのときに渡す品
お淋し見舞いとしてお渡しするものは、こしあんを包んだ白い薯蕷饅頭が代表格です。
しかし、ほかの参列者の方も持ってくる可能性が高く、日持ちがしない饅頭ばかり集まっても困るだろうと、最近は日持ちのするほかの和菓子や洋菓子やジュースなどを持参する方が増えてきました。
特に個包装されているものであれば、ご遺族やご親族で分けて持ち帰ることもできるので、たくさんお淋し見舞いが集まったときも安心です。
■愛知県のお通夜について
・愛知県のお通夜の流れは?
愛知県のお通夜の流れは、一般的なお通夜と同じです。
お通夜の進行としては着席後、時間が来るとご住職が入場され、読経が始まり、読経が続く中で焼香を行い、住職が退場した後、喪主からの挨拶が行われ、通夜ぶるまいとなります。
・碧南市や高浜市には独自の文化があります。
この点、愛知県の碧南市や高浜市などの一部の地域では焼香をする際に100円硬貨を焼香鉢の近くに置く風習があります。
仏になった故人が三途の川を渡るときの手間賃にしてもらい、スムーズに天に召されるようにという願いを込めた風習と言われています。
■その他にお通夜でご心配なことがある方は?
お悩みは、平安会館まで
お通夜のマナーについて不安がある方は、事前に「平安会館」のサイトで流れなどを確認することや事前に問い合わせて確認をしておくと安心です。