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今回は「六文銭」について少しお話させていただきます。
六文銭とは、一般的に三途の川の渡し賃として故人様と共に棺に納めていたお金のこと。
六文銭を故人様に持たせることで、三途の川を渡り無事にあの世に行けるとされています。
土葬を行っていた時代からの風習であり、地域によって異なりますが現在も残っています。
そのため、ご家族様から
「六文銭を持たせてあげたい」
「お金を入れてあげたい」
とご希望をいただくことも。
しかし、お金を火葬することはできません。
金属でできた硬貨はもちろん、紙幣も入れることはできないのです。
これは、貨幣損傷等取締法違反にあたるため。
それに伴い、現在では紙で模倣した六文銭を代替としてお棺に納めていただいています。
以前、子供銀行のおもちゃ紙幣を納められているご家族様もいらっしゃいました。
現物は禁止されているため、おもちゃや手作りの紙幣を入れられるのもいいかもしれません。
ぜひ、参考までに・・・
平安会館・文十鳳凰殿
平出 育美
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