ちょうど先週の12日は母の日でしたね。
あまり物事を深く考えずただ甘えていた子供時代に比べ、歳を重ねた今はより一層、父や母がどれほど身を砕いて自分を育ててくれたか思い知るようになりました。
こういった機会がないと「ありがとう」の一言もなかなか伝えられないもので・・・
お花や趣味のものをプレゼントされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お葬儀のお仕事を通じて、また私生活を通しても多くの方にとって親とはかけがえのない存在だということを実感いたします。特にお腹を痛め、育ててくれた母の存在はやはり大きいように思います。
100歳を迎えたお母様。大往生といっても過言ではないそのお歳を迎えお浄土へと旅立たれました。
四人の娘さんを生み、育てあげた人生。昭和初期の激動の時代を駆け抜け、平成、令和という時代の変遷をこの目で見てこられました。
北海道という自然豊かで広大な大地に心を癒す日もあれば、冬の厳しさ、雪の脅威にさらされる日もあったことでしょう。
一日一日を懸命に歩まれ、子供達を守り支えてこられたその人生。
そんな母の人生を労いたかった娘さんたちにとっても人生でのお別れという場面では後悔の念が巡り、悲しみが溢れていらっしゃいました。
お葬儀の翌日は「母の日」。少し間に合いませんでしたが、最後のお別れのお時間に娘さん達からカーネーションを一輪ずつ感謝の気持ちを込めてお母様へ送っていただきました。
自分も今から少しずつ感謝の気持ちを返していかなければと思わされたお葬儀でした。
平安会館 文十鳳凰殿
河本
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