風が吹くと肌寒く感じる季節になってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、お手伝いさせていただいたのは74歳の男性の方のお葬儀です。
祭壇のお花と、ご親族、会社関係から出た枕花と生花を飾ると、故人様の周りはお花畑のように。
季節のお花である向日葵も入っていて、とても華やかな印象にご家族の方は喜んでくださいました。
そして、今回はお花だけでなく千羽鶴も柩の中にお入れしたいとのご希望を聞きました。
束ねられた千羽鶴をそのままお入れすることは、火葬の都合上難しいですが
一つ一つをばらしてお入れすることは出来るので、そのように準備し入れていただきました。
鮮やかな色の折り鶴が、故人様を囲みます。
さらにそこから、綺麗に咲いたお花を入れていただくと、故人様の周りがパッと明るくなりました。
皆様も知っているかとは思いますが、千羽鶴は幸福祈願や長寿祈願、災害祈願、病気快癒などの意味が込められています。
お柩の中に入れられたいものを伺うとよく千羽鶴といわれます。
ご家族は事前に知らずに、ご親族の方がご持参になる場合も。
葬儀での千羽鶴には、残された故人様に縁のある人たちが「彼の地でも幸せであってほしい」と願う想いが込められていると思います。
ご家族、ご親族の方は、故人様への伝えきれぬ想いを折り鶴とお花に込めて、故人様との大切なお時間を過ごされたのではないでしょうか。
その想いはきっと故人様へ届いていることでしょう。
平安会館 ソサイエ 縁斎場でお世話になりました皆様、ご自愛ください。
平安会館 ソサイエ 縁斎場
担当 登地夏生
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