お通夜、告別式の前に必ず行われる「納棺の儀」というものがございます。
故人様との大切なひと時に立ち会わせていただく中で
納棺が済んだ直後に涙をぽろぽろと流されている方がいらっしゃいました。
それまでは布団に横たわっていつものように眠っているように見えていたのに
棺に入り蓋で覆われてしまったことで、距離を感じ
「あぁ、本当に亡くなってしまったんだね…」と強く実感されたそうです。
「納棺の儀」とは、故人様の身支度を整えて棺へと納める儀式。
旅支度の一部を手伝うことで、大切な方の死を受け入れ、気持ちの整理をするという意味を持ちます。
納棺以外でも、故人様のご移動はご家族の皆さまに行っていただいております。
古くからある習慣でもありますので、無理にとはいいません
少し手を添えたり、近くで見守っていただくだけでも構いません
大切なご家族である故人様と触れ合える最後の時間を心残りのないようお過ごしいただければと思います。
文十鳳凰殿 平安会館
岡田美奈子
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿