私達は、懸命に働く母の姿を見て育ちました。
子供の頃から『身の回りのことは自分でできるようにならなければ』と考え、努力するすべを身につけられたのは、母の影響が大きかったと思います。
一時期は十七時まで働いた後、自転車で次の会社に向かって仕事に励み、日付が変わった後に帰宅するという多忙な毎日を送っていた母。
うちで働かないかと勧誘を受けるほどの働きぶりでした。
体が丈夫で睡眠時間が短くても平気だったとしても、相当大変だったはずです。
それでも、寝る時間を惜しんで働いた母の頑張りは、とても真似できそうになく、頭の下がる思いがします。
その後も、暇さえあれば草をとり、まめにお墓参りに行き、愛用の自転車であちこちへ出かけていた元気な母でしたが、ここ八年ほどはデイサービス通いを楽しんでいました。
孫や曾孫とふれあう時間もでき、以前からは想像できないような、穏やかな日々を過ごしていたものです。
急な別れをまだ受け入れられずにいますが、眠るように静かな最期を迎えられたことが、せめてもの慰め。
どうか安らかにと願うばかりです。
~長女より
こちらは先日、文十鳳凰殿 西尾 矢田斎場にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました際の会葬礼状でございます。
ご家族の方にインタビューをさせていただき作成いたしました、オリジナル会葬礼状。
当社ではこのような会葬礼状をご用意させていただくことがございます。
もしもお手に取ることがございましたら、目を通していただき、故人を偲んでいただければと存じます。
文十鳳凰殿 西尾矢田斎場
担当 伊藤 里帆
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