先日ご葬儀のお手伝いをさせていただいた時の事、
亡くなられたのは88歳のお母さん。長男家族と三男家族の10名様でのご葬儀でした。
ご家族様による故人様のお姿は「優しいには優しかったから、優しいを前提に我慢強い面も含め、芯の強さが言葉に現れていた」そうで時に厳しいお言葉を交わすこともあった、と。
けれどもやはり、口で言い合えるのは気を許した家族だからなのでしょうね。
なんだかんだ良くしてもらったと仰ってみえました。
その他、お身体を悪くするまでお店を営み、ご友人が多かった事も
教えてくださいました。
一緒に持っていってほしいものはありますか と私が伺うと
趣味とかは思い浮かばないけど、食べる事は好きだったから 持たせるなら食べ物かなぁ?と喪主様。
すると、「ああ!土筆!俺、ばあさんと土筆とりにいった覚えある」とお孫様…
懐かしいね、そんな事もあったね とお話されてみえました。
翌日のお葬儀の際には、話に出た土筆はもちろんの事、
あんこがお好きだったとお饅頭や果物も一緒にお柩へ納めてくださいました。
春の訪れを感じると共に 皆様の和やかな眼差しが記憶に残っています。
ご家族様の皆様におかれましては、二日間大変お世話になりました。
季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいね。
ブログへお立ち寄りくださりありがとうございました。
皆様の元へ 明るい春が訪れますように…。
担当:田村 美智
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