先日、お見送りのお手伝いをさせていただきました【平安会館 安城斎場】でのお話です。
故人様は、戦後の厳しい時代を生き抜いてこられた方でした。
その時代には珍しく多趣味でいらして、油絵に三味線、日本舞踊などを楽しまれ、趣味の領域を超えるほどの腕前をお持ちでした。
また、仲の良かったご主人と日本各地はもちろん、国外へも数えきれないほど旅をされ、人生を満喫していらしたそうです。
そんなお母様の人生を「幸せだったと思います」と、ご長男の喪主様が語られました。
「まぁ、その分お金は全然残ってないですけどね。でも、僕たちにお金を残しておいてくれとは思わないし、今まで親孝行なんてしたことがないので…。それで幸せだったならよかったと思います。」
少し笑いながら教えてくださった喪主様に、私から…。
「お母様にとって、自分の最期をこのように喪主として立派に送ってくれること、それこそがお母様にしてさしあげられる最大の親孝行ですよ。」
そうお伝えさせていただくと、喪主様はコクンと静かに頷かれました。
「そうですかね。」
優しく微笑まれながら、そうおっしゃいました。
大切な方を送る。それは、最後にできる親孝行です。
その親孝行に悔いが残らないよう、私どもは『本当の事前相談』を行い、心を込めてお手伝いいたします。
ただいま〈事前相談キャンペーン〉を開催中です。お得なこの機会に、ぜひご利用ください。
平安会館 安城斎場
担当 榊原 裕子
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿