先日、愛知県岡崎市にございます【平安会館 岡崎矢作斎場】にて〈優しくて、いつもご家族が頼りにしていらしたお父様〉のお見送りをさせていただきました。
小学生と中学生のお子様、そして奥様は、アニメが大好きなお父様・ご主人と一緒に、よくテレビやDVDを見て笑い合い、楽しい時間を過ごしていたそうです。
そんな楽しい日々に突然訪れた、悲しい別れ…。
それでもお子様たちは、式中、必死に涙をこらえていらっしゃいました。
子供心ながらに「泣いちゃいけない」。そう自分に言い聞かせているようにも見えました。
「お母様より『泣いていいんだよ』と、お子様たちに言ってあげてくれませんか?」
お子様方の様子に、恐縮ながら、奥様にそうお願いをいたしました。
今回に限らず、特に男性は「いい大人の男が泣いてて情けないね」と口にされます。決してそんなことないのに。
だって、今の自分があるのは、その大切な方がいたからこそ。その大切な方の命あっての自分だから。
大人とか、男性とか、それは関係ないんです。
大切な方を失う大きさは、自分を失うようなものなんです。泣いちゃいけない、情けないなんて思わないでください。
「泣いていいんだよ…。」
これからも、悲しい涙を我慢している方がいたら、そうお声をかけさせていただきたいと思います。
平安会館 岡崎矢作斎場
担当 榊原 裕子
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