お位牌につけて頂く 戒名(浄土真宗系は別)
一番最後につく位号 というもので位別されています
よく見かけるのが 信士(しんじ) 信女(しんにょ)
又は居士(こじ) 大姉(だいし)などがあります
1カ月ほど前 平安会館ソサイエ本宿斎場でのお葬儀
お寺様は静岡からお越しになられました
そこで書いてこられたお位牌を拝見し
初めて見る物だったので 調べてみました
上座(じょうざ)
上座は男性に尼上座(にじょうざ)は女性用
これは静岡県特有の位号で他の地域では まずみられないものだそうです
実際 上座は曹洞宗では出家したばかりの僧侶につけるそうです
上座のままでは住職になれません
また浄土宗では もっと高い法階として上座を用います
それを静岡では 在家の方の戒名として用いるのだそうです
静岡県で一般の方の戒名の位号として上座 尼上座をつける場合は
居士 大姉より下位で信士 信女より上位の位置づけられているようです
何十年とこのお仕事をさせて頂いていても
まだまだ知らないことが たくさんあるんだなと
また今日も勉強になりました
ここ岡崎ではめったにお目にかかることのできない
戒名のお話しでした
平安会館ソサイエ本宿斎場
担当 藤原 恵美
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