蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
梅雨の時期に、お手伝いさせていただいたお式の紹介をさせていただきます。
亡くなられたのは、82歳のお父様でした。
家族葬でしたが、ご親戚合わせて25名ほどのお式で、お花もたくさんでました。
通夜後のお顔を見ていただく時間もそうでしたが、葬儀の日のお花でのお別れの時も、お棺を囲む形で皆様お花を入れたり、お別れの様子を見たりしていました。
本当に温かいご家族とご親戚だと感じました。
葬儀が始まる少し前に、故人様が好きだったものを準備し、故人様の奥様と故人様の娘様に一緒にお柩の中に入れていただけますと幸いですと伝えました。
その、故人様の好きだったものは、「紫陽花」
ちょうど紫陽花の時期だったのでお花屋さんには紫陽花が並んでいました。
紫陽花の花束と折り紙の紫陽花を見せると、お二方はとても喜んでくださいました。
故人様の奥様が、少し涙目になりながら「うちにも紫陽花が咲いてて、毎年咲くのを楽しみにしていたんですよ。ぜひ、前に飾ってください。」と言ってくださいました。
故人様のお柩の蓋の上に飾らせていただきました。
こんなにも喜んでくださるとは思ってもみなかったので、こちらも嬉しく思いました。
紫陽花が故人様と残されたご家族を繋ぐものとなってくれたならと願っております。
平安会館 岡崎六名斎場でお世話になりました皆様、どうかご自愛ください。
平安会館 岡崎六名斎場
担当 登地 夏生
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◇平安会館
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