こんにちは。いつも絆ブログに足をお運びいただき、ありがとうございます。
いよいよ夏本番といった、厳しい日差しの照りつける日が続いていますね。
水分補給をしっかりとして、暑さに負けずに過ごしていきましょう。
先日、お葬儀のお手伝いをさせていただいた時のお話です。
故人様は入院生活が長かったため、最期は食べ物を口にすることができずにいらっしゃいました。
お葬儀の打ち合わせをさせていただいた際、枕元には多くの大福やお菓子がお供えしてありました。
「好きだったんだけど、最近じゃ食べられなくてね…。」
奥様の悲しいお声が印象的でした。
そこで「最後のお別れの際には必ず入れましょう」とご提案し、お柩の中に故人様の大好物をたくさん納めていただきました。
また、お好きだったジュースもお柩へ入れてあげたいとのことでしたが、お柩にはペットボトル容器が入れられないため、ジュースで〈末期の儀〉をしていただきました。
綿棒にジュースを浸し、そちらを故人様のお口元へ…。「主人もきっと喜んでるわ」と、奥様は目に涙を浮かべながらおっしゃいました。
大切な方の最期、お好きだったものが食べられなかったと悔やまれるご家族様は少なくありません。
ならば、どうか最後のお別れの時、お好きなものを彼の地へ旅立つお供としてお入れするのはいかがでしょうか…。
平安会館 文十鳳凰殿
担当 前田 みちる
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◇平安会館
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