昨年の11月上旬、愛知県安城市にございます【平安会館 安城斎場】にて、お通夜・ご葬儀のお手伝いをさせていただきました。
ご祭壇のご様子です。左右一対の胡蝶蘭や女性らしいピンクや黄色のお花があふれた、お花でいっぱいのご祭壇となりました。
故人様は〈お遍路〉を趣味とされていたそうです。お遍路とは、四国八十八か所のお寺を巡ることをいいます。
1年間かけてじっくり巡られた証である御朱印帳や、お遍路の際に使用されていたお持物を、お柩近くに飾らせていただきました。
そして、忘れてはならない家族写真…。どの写真からもご家族の仲の良い、楽しそうな雰囲気が伝わってまいります。
きっと、お遍路をしながら、ご家族の健康や繁栄も祈願していらしたのではないでしょうか。
これよりは、お式の模様をご紹介いたします。
ご祭壇にお灯しいたしますお光を、長年連れ添われたご主人様よりいただきます。
大切なお光を、ご祭壇にお灯しいたします。〈献灯の儀〉!
ご寺院様方のご入場です。
お読経が終了しますと、喪主様よりご会葬いただいた皆様方へ、お礼のご挨拶です。
閉式後はお花を手向ける、お別れの時間となります。
これまで楽しいときもつらいときも共に過ごしてきてくれた故人様へ、たくさんの感謝を込めて、ご主人様より最後のご献花です。
いつまでもお名残は尽きませんが、ご出棺のお時刻が近づいてまいりました。
最後はご家族様にお手を添えていただきながら、お柩をお閉じいたします。
ご会葬の皆様にお力をお借りして、お柩をご霊柩へお乗せいただき、ご出棺となりました。
子供たちのしつけに厳しかったという故人様。しかし、厳しかったのも愛情の裏返しで、すべては子供たちに立派な大人に育ってほしいという思いからでした。
そんな一人前の大人になり、立派に喪主という大役を務めてくれた我が子を、今頃、天国から微笑みを浮かべて見守ってくださっていることでしょう。
短い間でしたが、ご家族の皆様には、本当にお世話になりました。
ご葬儀からずいぶんとお日にちも経ちまして、いかがお過ごしでしょうか。
またお困り事などございましたら、いつでもご連絡ください。ありがとうございました。
平安会館 安城斎場
担当 清野 孝子
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