先日、平安会館 東刈谷斎場にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました。
故人様は83歳のお母様。
家事や子育ての傍ら、仕事にも出ていらっしゃったという活発で働き者の女性。
歳を重ねてからは、大好きなお花の写真を編み物や小物づくりに没頭なさっていたそうです。
故人様が作った作品をお借りし、会館の入り口に飾らせていただきました。
とても可愛らしいお人形。これらのお洋服は全て故人様の作った物でございます。
私のお気に入りは写真手前のリボンの付いた帽子を被っているお人形。
ご自宅へ伺った際に、故人の旦那様が出して下さったのですが、1つ、2つ…と増えていく度に可愛らしさが増していき、
「全部飾らせていただいてもいいですか!?」と言ってしまったほど。
ご会葬の皆様もこちらの前で足を止め、故人様との思い出を懐かしんでいらっしゃるご様子でした。
ご会葬の皆様が式場内のお席へご着席されますと、開式でございます。
式辞の始まりにあたり、祭壇へお灯明をお灯し致します献灯の儀。
大切な故人様の元へお運び致しますお光は、長年連れ添われた旦那様よりお預かりしました。
お預かりしたお光をご祭壇へ。
お灯明を灯しましたら、ご寺院様が式場に入られ開式でございます。
お式が始まりますと、皆様にもご焼香へとお進みいただきます。
そして訪れるお別れの時。ご会葬の皆様方には故人様の大好きだったお花を手向けていただきました。
大好きなお花に囲まれた故人様。
そんな故人様のお棺のおふたは、ご会葬の皆様の手で閉じていただきました。
皆様のお力をお借りして、お棺をご霊柩へ。
いよいよ、ご出棺でございます。
何事にも一生懸命に取り組み、心豊かに老後を過ごされていたという故人様。
病気を患った理由が仕事に熱を入れすぎたというのが母らしい。と、喪主を務められましたご長男様よりの会葬礼状に綴られておりました。
きっと彼の地でも、趣味に明け暮れ「休憩、休憩!」と言いながら皆様を見守っていてくれることでしょう。
平安会館 東刈谷斎場にてお世話になりました皆様、アンケートへのご回答誠にありがとうございます。
並びに、当社ホームページへのご協力いただきましたこと、御礼申し上げます。
忌明け、納骨も終えられたとお伺いいたしました。
もし、ご不明なこと等ございましたらいつでもご連絡下さい。
平安会館 東刈谷斎場
担当 伊藤里帆
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