愛知県西尾市にございます、文十鳳凰殿 平安会館 幡豆斎場にて ご葬儀をお手伝いさせていただきました。
長年、自営業を営む夫を手伝いながら、家事や育児に励んでくれたという故人であるお母様。
お母様の支えなくしては暮らしは成り立ちませんでした。
やがて孫が誕生すると子供夫婦が共働きできるよう、孫の世話を引き受けてくれました。
きっと、お孫様とのふれあいはお母様にとって生き甲斐になっていらしたことでしょう。
ほかにも、ラジオ放送を心待ちにしたり、ゆっくりコーヒーを飲んだり…
ささいな日常を夫婦で共にすることに幸せを感じる日々。
それだけに ご主人が先立ってからは寂しさを抱えられたと存じますが、今日まで本当によく頑張ってくださいました。
「お疲れさまでした、ありがとうございました」
あなたへの労いと感謝を込めて、お花を手向けます。
大空では先に待っているご主人と、また穏やかな日々を過ごしてくださいと願いながら…
そっと両手を合わせ、逝く背を見送ります。
どうぞ、お疲れの出ませぬよう…
文十鳳凰殿 平安会館 幡豆斎場
担当 古澤 杏奈