高浜市にあります、平安会館サライ神明斎場にて執り行われましたご葬儀のご様子です
桜が咲き始め春乃風を感じ始めた4月当初、三人の子供を持つお母さんが、60代半ばと若くしてこの世を去られました
お母さんは若い頃旦那様と別れられ、息子二人と娘一人の三人の幼い命を女手一つで育ててこられました
女性一人で三人の子供たちを育てるわけですから、さぞ大変だった事とお察し申し上げます
長男さんは、母親と喧嘩ばかりしていて、
長女さんは、それを止める毎日…
次男さんは、それを陰でみておとなしくしていた
と、それぞれの口から語ってらっしゃいました
ご立派に成長された息子様たちにもまた、お子様が…
上記写真に写っております、つるやお花はそのお孫様から優しいおばあちゃんへと…
そして、おばあちゃんの大切にしていた帽子、洋服、靴…
真ん中には、ちょっと格好つけて吸われていた、タバコも…
お食事がなんでも大好きだったお母さん…今日みんなが食べるものと一緒のものを…
右手には、いつも”朝”飲まれていたコーヒー牛乳、”お昼”の緑茶、”夜”のビールと息子様方から…
それぞれの想いのお別れの後に息子様から…
「いなくなって気づきました。
母は、人生の中でかけがえのない存在でした。」
最期の最期にお母さんの一番聞きたかったであろう言葉を私は聞きました。
母と子の最期のお手伝いをさせていただき感謝申し上げます。
ご無理なさいませんよう、くれぐれもご自愛ください。
文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家
担当 角野心水